CQ新旧対応表
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旧CQ |
新CQ |
コメント |
1 手術
2 ステロイド
13 検査staging
3 治療
6 化学療法内容
10 リツキシマブ
5 放射線治療
7 RTなし化学療法単独
9 大量化学療法
なし
8 髄注療法
11 BBBD
4 高齢者
14 IOL
12 再発治療
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1 手術
2 ステロイド
3 検査staging
4 初発時治療(寛解導入療法①)
5 多剤併用療法(寛解導入療法②)
6 リツキシマブ(寛解導入療法③)
7 放射線治療
8 地固め療法(薬物療法)
8 大量化学療法
9 維持療法
10 髄注療法
11 BBBD
12 高齢者
13 IOL
14 再発治療
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CQ1にしてもよい
寛解導入
寛解導入
寛解導入
→削除
新規
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CQ1: |
手術) PCNSLの診療における手術の位置づけは?
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旧版の推奨2)「生検術が推奨される」を削除。
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CQ4: |
(寛解導入療法①初発時治療) PCNSLに対してどのような初発時治療が推奨されるか?
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① 推奨は特に変更なし。解説に項目別に追記した。
② 推奨の註に、参照すべきCQ番号を付記(推奨グレードを外す)。
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CQ5: |
(寛解導入療法②多剤併用療法) PCNSLに対する寛解導入療法として多剤併用化学療法が推奨されるか?
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① 承認薬を使用する具体的レジメン名(RMPV、(R)MA)を記載し、推奨グレードをC1からBへ変更した。解説を改訂した。
② リツキシマブについては、旧CQ10からCQ6へ変更、解説を改訂した。
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CQ6: |
(寛解導入療法③リツキシマブ) PCNSLに対してリツキシマブの併用は推奨されるか?
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「MTX基盤化学療法に併用しても良い」(グレードC1)に変更した。
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CQ7: |
(放射線治療の意義と実際)
CQ7-a PCNSLに対する放射線治療ではどのような照射野が推奨されるか?
CQ7-b PCNSLに対する放射線治療ではどのような照射線量が推奨されるか?
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a) 照射野→「眼球」を含む全脳に修正。グレードはC1からAに変更。
b) 照射線量→治療対象を4分類し記載。グレードはBで不変(緩和のC1以外)。
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旧CQ-8:(地固め療法②:薬物療法)
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地固め療法だけのエビデンスを抽出するのが困難なため、CQ4,CQ5の解説中に記載し、地固め療法のCQは削除した。
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CQ8: |
(大量化学療法) PCNSLに対して自家幹細胞移植を伴う大量化学療法は推奨されるか?
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① 推奨文言の整備、②初発と再発で推奨を分割した。推奨内容は変わらず(C2)。
② 解説に最近の知見を追記。
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CQ-9: |
(維持療法) 寛解導入後の維持療法は推奨されるか?
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① 新規に追加したCQ。
② 試験結果がいくつか報告あるが、一般臨床として推奨される段階ではないため推奨グレードC2とした。
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CQ-10: |
(維持療法) 寛解導入後の維持療法は推奨されるか?
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① 新規に追加したCQ。
② 試験結果がいくつか報告あるが、一般臨床として推奨される段階ではないため推奨グレードC2とした。
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CQ-12: |
(高齢者治療) 高齢者PCNSLに対してどのような治療法が推奨されるか?
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① HD-MTX基盤導入化学療法後CR例で全脳照射を減量・待機を考慮(グレードC1)で不変。
② 最近のメタ解析結果、第II相試験結果(複数)を解説に追記。解説大幅に改訂した。
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CQ-13: |
(IOL治療法) 眼球内リンパ腫にはどのような治療法があるか?
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① 「放射線照射、MTX硝子体注射(保険適応外)が推奨」と明言(グレードC1は不変)。
② MTX局注は局所制御を目的として、IRB承認、研究費等で実施施設もあることを考慮した。
③ 全身・脳への再発予防の全身療法は解説内記載を行った。
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CQ-14: |
(再発治療) 再発PCNSLに対し,どのような治療法が推奨されるか?
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① HD-MTX基盤療法の再投与の推奨グレードは不変、解説を改訂。
② 再発時の全脳照射(グレードC1)を追加。
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本改訂にご協力頂いた学会
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公益社団法人 日本放射線腫瘍学会
公益社団法人 日本臨床腫瘍学会
一般社団法人 日本血液学会
公益社団法人 日本眼科学会
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